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投資信託とウェルスナビの違いは何?比較してどちらの運用が合うか見極めよう!【初心者必見】

ひつじん

どうも!
3兄弟のパパとして育児と資産運用をたのしんでいるひつじん(@hitujin03)です。

 

ロボットにお任せで資産運用ができると話題のロボアドバイザーの「ウェルスナビ

 

「投資信託」も設定さえすれば自動積立で長期運用できます。

 

運用するにあたり、どちらかあなたに合っているのかしっかり違いを理解した上で選びたいですよね。

 

どちらも資産運用の初心者向きな商品には間違いありませんが、実際に両方を運用して感じた両者の違いをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

ポイントを先にまとめると次のとおりですが、どちらがあなた向きかをじっくり考えて運用しましょうね。

 

ポイント

◆より初心者向きなのは「ウェルスナビ

→最適な資産の組み合わせを設定してもらえる
→運用の知識がなくても手軽に時間を掛けずにはじめることができる
→投資信託より手数料が高い
→分散投資できるものの組み入れる資産クラス(株式、債券、不動産など)を選べない

 

◆手数料を抑えて自分で銘柄(ファンド)と資産クラスを選べ、つみたてNISAやiDeCoなど税制優遇制度を活用できるのが「投資信託」

→ウェルスナビより手数料が安い(ウェルスナビの10分の1程度)
→自分でポートフォリオを組める(組む必要がある)
→100円の少額から運用でき、ポイントでも運用できる
→NISA、つみたてNISA、iDeCoを利用し節税できる

 

投資信託とウェルスナビについて

 

投資信託とは

「投資信託」とは、一言でいうと「投資家から集めたお金をひとつにまとめて、運用の専門家が株式や債券、不動産などに投資・運用する商品」です。

集まった資金をどんな対象で運用するかは、投資信託ごとの運用方針に基づいて運用会社の専門家が行います。

※出典:投資信託協会

 

わたしがSBI証券で運用中の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」であれば、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動した商品です。

 

「S&P500」は、ニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。

 

つまり、アメリカの企業に投資していることになり、資産の組み入れ上位銘柄はマイクロソフトやアップル、アマゾンなどみなさんが普段の生活で見聞きして使ったことのある商品やサービスの会社が名を連ねていますよ。

 

組み入れ銘柄や投資先の地域などは投資信託によってすべて異なります。

 

また、株式や債券、不動産など運用する資産クラスも様々で、株式と債券など複数の資産クラスを組み合わせた商品もありますよ。

 

ひつじん

どんな運用方法なのかは、投資信託の目論見書に詳しい記載がありますから、しっかり確認しましょうね。

 

 

ウェルスナビとは

「ウェルスナビ」とは、一言でいうと「資産運用を自動でお任せできる運用サービス」です。

われわれ働く世代が手軽に資産形成ができる仕組みを確立しており、簡単なアンケートに答えるだけで目標が設定され運用が可能となり、生活リズムを崩すことなく取り組めます。

 

ウェルスナビが運用する商品は、ETF(上場投資信託)です。

 

ETFも投資信託と中身はほぼ同じと言って問題ありません。

購入する時の方法が上場している株式と同じというところが、投資信託と異なる点です。

 

参考に相違点を上げると、「ETF」は取引所の取引時間内であればいつでも売買可能でリアルタイムで価格が変動します。

 

一方、「投資信託」は申込期間の9時~15時までに申し込む必要があり、取引の価格は1日に1回しか決まらないという点があります。

 

ウェルスナビは、このETFを通じて世界約50カ国の1万1000を超える銘柄に分散投資していますよ。

 

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投資信託とウェルスナビの違い

 

手数料は投資信託が圧倒的に安い

投資信託とウェルスナビ、どちらも運用中は手数料が発生します。

 

そして、この手数料は、投資信託の方が圧倒的に安いです!

 

わたしがSBI証券で運用中の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だと、年間の手数料はつぎのとおりたったの「0.0968%」です。

 

一方で、ウェルスナビは「1.0%」かかります。

 

約10倍の差がありますね(◎_◎;)

 

長期割や資産総額による割引もありますが、多くの方に適用されるのはこの1.0%です。

 

投資信託とウェルスナビはどちらも長期投資を前提としており、このコストが後々の利益を押し下げます…。

 

どれくらい差が出るかと言うと、簡易的ですが毎月1万円を20年間積み立てたとして、下記の例だと「0.5%」の手数料差で21.5万円(400.5万円と379万円)も違いが出ます!

※出典:ジャパンネット銀行

 

20万円って大金ですよね…人によってこの感覚は変わるかもしれませんが、ひつじん家にとっては20万円あれば家族旅行に行けますし、大きな金額です。

 

計算が0.7%と0.2%ですから、実際にはウェルスナビの「1.0%」と投資信託の「0.0968%」での差になるため、上記計算よりももっと差が開くでしょう。

 

また、運用資金が大きくなればなるほどこの差も大きくなっていきます。

 

数千万クラスの資産になると100万円単位で差が出ることになりますね。

 

なお、ウェルスナビは運用中に分配金が受け取れます。

 

手数料で差し引かれる「1.0%」以上の分配金は受け取れますのでご安心ください。

 

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ただし、わたしが運用中の投資信託は分配金を受け取れない代わりに、分配金を自動で再投資してパフォーマンスを向上させていますよ。

 

ひつじん

このあたりも投資信託とウェルスナビの違いですね。

 

投資信託は100円から買えてポイントでも買える

投資信託は、100円という少額から運用できます。

 

自動積立も、毎日、1週間、毎月など期間を自由に選べ、金額も100円からと使い勝手がよく取り組みやすいです。

 

そして、楽天ポイント(楽天証券)やTポイント(SBI証券)を有効活用したポイント投資も可能です!

 

ポイントなら現金ではないため、本当に気兼ねなく安心して資産運用できますね。

 

わたしもこのポイント投資にすっかりハマった一人です(^^♪

 

2019.5から楽天証券ではじめましたがこんな感じで利益が出ていますよ。

(2020.2.12現在)

ポイントだからリスクなしで運用できるのは魅力的ですね♪

 

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一方、ウェルスナビは、最低投資額が「10万円」とスタート時にまとまったお金が必要になります。

自動の積み立ても毎月の設定のみで、1万円以上といった縛りがあります。

 

自由度と取り組みやすさは投資信託に軍配が上がりますね!

 

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投資信託はNISA、つみたてNISA、iDeCoの税制優遇制度をフル活用できる

資産運用で資産を売却して利益が出ると税金が差し引かれます。

 

税金は利益額に対し約20%かかりますが、「NISA」「つみたてNISA」の制度を活用すると税金をかけられずに済みます。

 

つまり、税金は0円!非課税になるということですね。

 

非課税20%の威力は計り知れない

「ウェルスナビ」「つみたてNISA」でどれくらい違うのか具体的にシミュレーションしてみますね。

 

【条件】

  • 積立期間は20年間
  • 毎月3万円積み立て
  • 年間利益率5%

※楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」を利用

 

【結果】

  • 積立元本 7,200,000円
  • 運用利益 5,131,010円
  • つみたてNISAの利益 5,131,010円(非課税)
  • ウェルスナビの利益  4,104,808円(20%課税)
  • 手にする利益の差は… 1,026,202円!!

 

 

ひつじん

具体的な数字で比較すると非課税のありがたさが際立ちますね!

 

そして、「iDeCo」ならそんな非課税の措置に加えて、所得税や住民税の節税にもなります。

 

お得な制度ですが、今のところ投資信託は利用できますがウェルスナビは利用できません!

 

ウェルスナビは銘柄選びが要らない

投資信託は、2020.2現在で約6,000本の商品があります。

 

この中から最適なものを探すとなると、それなりに勉強して知識を身につける必要があり結構大変ですよね…

 

ウェルスナビだと、こうした手間も時間もいっさいかかりません!

 

いくつかの質問に答えるだけでこのような最適なポートフォリオ(資産の配分)を構築し運用できます。

この機能は資産運用の初心者にとっては一番ありがたいです!

 

運用の経験と知識がない状態では、資産の配分を決めるだけでも苦労します。

 

それを自動でやってくれますから、おおきなポイントになりますね。

 

投資信託を選ぶ際のヒントはこちらの記事をご覧ください。

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ウェルスナビを選ぶべき人

これから資産運用をはじめようという方は、「ウェルスナビ」からスタートするのがいいでしょう。

 

また、仕事が忙しく資産運用に人生の貴重な時間を割けないという方には最適な運用方法です。

 

なにせ、つぎのようなことをすべてお任せで運用してくれますからとても気軽に資産運用をはじめることができます。

  1. 入金
  2. 積立
  3. リバランス
  4. 再投資
  5. 売買
  6. 資産配分
  7. 商品選定
  8. 税金最適化

 

ウェルスナビに信じて託す感じなので、なんだか投資信託と似ていますね!

 

投資信託を選ぶべき人

 

ウェルスナビでの運用に慣れ、投資家としてもう一段ステップアップしたい方は投資信託を選ぶといいでしょう。

 

ひつじん

わたし自身もウェルスナビを卒業し投資信託で運用しています。

 

わたしはウェルスナビを解約しましたが、解約せずに両方運用するといった方法もあります。

(一時期は両方運用していましたよ)

 

これは相場の状況(株価上昇期か下落期か)にもよりますが、どちらか一方でないといけないなんてことはないからです。

 

わたしは、コスト(手数料)が気になったことが一番の理由ですが、ウェルスナビも好きです。

 

わたしは「リスク許容度5」で運用しており、株価下落時に株式はアメリカ、日欧、新興国とも軒並み下落しましたが、債券や不動産、金はしっかりと上昇しうまい具合にバランスを取ってくれました。

 

おかげで資産も大きく減少することなく運用ができ、分散投資の良さを身をもって体験しました。

 

ひつじん

ですが、未来の相場のことはだれにも分かりません!

 

どれだけ凄腕のトレーダーでも、莫大な資産を持っている投資家でも予測できずに損失を出すことは珍しくありません。

 

今は子どもにお金がかかる状態で投資先も限られますが、資金に余裕ができたら再開したいと考えており、口座は残したままにしてあります。

 

投資信託の運用成績

 

ウェルスナビ卒業生のわたしが運用している「投資信託」

 

2020.2現在の成績はと言うと

 

ウェルスナビを解約後の2018.8から毎月8万円をコツコツ積み立てし、評価額はプラスの状態です♪

 

ポートフォリオは「国際株式のみ」ですが、ウェルスナビでは実現できない設定。

 

いろいろ考えた結果、当面はこのスタイルで資産を構築していきます。

 

運用額2,000万円を超えたあたりから債券等の組み入れも検討したいと考えています。

 

投資信託とウェルスナビの違いは何?【初心者必見】のまとめ

 

投資信託とウェルスナビの違いからメリットとデメリットを交えて見てきました。

 

どちらからはじめるのか迷われている方の参考になれば幸いです。

 

今回のおさらいです。

ポイント

◆より初心者向きなのは「ウェルスナビ

→最適な資産の組み合わせを設定してもらえる
→運用の知識がなくても手軽に時間を掛けずにはじめることができる
→投資信託より手数料が高い
→分散投資できるものの組み入れる資産クラス(株式、債券、不動産など)を選べない

 

◆手数料を抑えて自分で銘柄(ファンド)と資産クラスを選べ、つみたてNISAやiDeCoなど税制優遇制度を活用できるのが「投資信託」

→ウェルスナビより手数料が安い(ウェルスナビの10分の1程度)
→自分でポートフォリオを組める(組む必要がある)
→100円の少額から運用でき、ポイントでも運用できる
→NISA、つみたてNISA、iDeCoを利用し節税できる

 

そして、わたしのおすすめの運用順番は

  1. ウェルスナビでお試し運用
  2. ポイントで投資信託を運用
  3. つみたてNISAで投資信託を運用

 

ポイント投資は、楽天ポイントなら楽天証券、TポイントならSBI証券で運用してくださいね!

 

ひつじん

それでは、さいごまでご覧いただきありがとうございました♪

ブログの更新情報はTwitterでお知らせしているから、フォロー(@hitujin03)いただけると見逃さずに済みますよ

 

次回の記事でお会いしましょう!

 

この記事で紹介した運用先はこちら

 

 

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