ひつじん
3兄弟のパパとして育児と資産運用をたのしんでいるひつじん(@hitujin03)です。
この記事では、「これから資産運用をはじめようと考えている方」に、わたしが2018年から実際に運用してみて、運用を続ける上で気をつけるべきポイントをお伝えします。
わたしが資産運用をはじめたきっかけは、賃金の上昇率の低さや物価の上昇を肌で感じ、子どもの教育費や年金など、「将来へのお金の不安」が日増しに大きくなったから。
また、定年延長や年金受給年齢の引き上げなど、将来のお金の条件はますます悪くなる一方ですから、わたしだけでなくみなさんも不安なのではないでしょうか。
実際に資産運用をはじめてから、お金に向き合うことができ、無駄をなくし節約すべきところを見極めることで、着実に資産を増やすことができました。
投資信託についていうと、家計を見直し毎月8万円を2018.8から継続して積み立てることで、2019.12は194万円の資産を築いています(投資元本172万円:評価益22万円)。
ただし、最初から順調ではありませんでしたし、実際にやってみることで気づいたのですが資産運用をはじめるためには、「お金を貯める習慣」が身についていることが一番大事なことだと理解できました。
ひつじん
今回はその一番大事なことをお伝えしますね。
資産運用をはじめるには「余剰資金」が必要
これから資産運用をはじめようという方が最初に取り組むことは、資産運用に使う「資金」を用意することです。
当たり前すぎることですが、ここでいう「資金」とは…「余剰資金」(なくなっても構わないお金)です。
わたしには家庭があり、子どもがいます。
そうすると、子どもの教育資金や老後の生活資金は必要なお金です。
こうしたお金を犠牲にしてまで資産運用をする必要はありません。
資産運用は、日々の生活や将来必要な費用など必ず必要となるお金を除き、余ったお金で取り組む必要があります。
まず最初にすべきことは、余剰資金を用意することからはじめてくださいね。
余剰資金は「節約」から生みだそう
余剰資金を用意するための手段としては
- 収入を増やす
- 支出を減らす
このふたつですね。
「収入」を増やす場合は、昇進する、転職する、起業する、副業するといったことが考えられます。
昇進するは取り組みやすいですが、転職・起業はハードルが高いイメージ、さらに副業は解禁する企業が増える一方上手くいく保証はありません。
一方で、パートナーがいる方は共働きで稼ぐというのが一番現実的ですね。
つぎに、「支出」を減らすときに真っ先に思い浮かび高い効果が見込めるのが「節約」です。
将来に備え資産運用するために日々の生活を見つめなおしてみましょう。
見直す候補としては
- マイカー
- 保険
- 携帯電話
- ファッション
- 外食
などが代表的です。
この中で一番効果が見込めるのはマイカーですね。
特に2台所有している家庭は、思い切って1台に減らすと数万~数十万円、場合によっては数百万円の節約につながる可能性があります。
また、保険も再考の余地はどの家庭もあると思われます。
わが家も毎月5万円程度支払っていましたが、見直すことで半額の2.5万円まで減らすことができました。
ひつじん
わたしと同様に、なんとなく保険に加入している方、特に、加入保険がどんな時にどんな条件で支払われるのか即答できない方ほど、見直しの余地があると考えます。
ファッション、携帯電話、外食は個人差がありますから、苦にならない程度に節約することをおすすめしますが、最低1つは節約しましょうね。
生活にいくらお金が必要かを把握する
節約で「余剰資金」を生み出すことと並行して進めたいのが「毎月の生活必要資金の把握」です。
どれくらいのお金があれば、日々の生活が維持できるのか、このお金を知らなければなりません。
ひつじん
家計の支出においてどの費用が全体のどれくらいの割合を占めているかを把握できれば、「節約」の候補はおのずと見えてくるでしょう。
特に大きな固定費である「住居費」「マイカー」「保険」は、あらためて具体的な数字で家計の把握をすると大きなウェイトを占めていることに驚きます…(;^ω^)
節約は「余剰資金」が生まれるだけでなく家計を見直しお金と向き合えるため、お金に対する意識が変わる効果が期待できるので、必ず取り組みましょうね。
お金が貯まる仕組みを利用する
節約による「余剰資金」の確保と同じくらいおすすめな運用資金を用意する方法をもうひとつお伝えしますね。
ひつじん
簡単に言うと、「お給料の天引き貯金」です。
意外と知らなかったり、名前だけ知っているけど利用していない「財形貯蓄」の制度。
会社の給与事務を所管している部署に尋ねれば利用できるかすぐに分かりますよ。
銀行の定期預金と似た制度で、細かいことは省きますが、毎月の積み立て額(ボーナス設定も可能)を決めると自動で貯金できる仕組みです。
ひつじん
「貯金ぐらい制度を利用しなくてもできる!」とおっしゃる方もいると思いますが、財形貯蓄だと特に意志の弱い方が誘惑に負けてついつい引き出してしまったなんてことはなくなります。
なぜなら、財形貯蓄は、金融機関の支店に赴き窓口で手続きしないと引き出すことができないからです(本人が平日にお休みを取る必要があり、かなり面倒くさいです…)。
ちなみにわたしは、入社時から利用し、結婚資金やマイカー、住宅購入のために500万円ほど貯めることができ有効に活用しました。
現在は、毎月3万円、ボーナスで10万円(年2回)の設定で年間56万円を強制的に貯蓄しています。
こうした「お金が貯まる仕組み」を上手く活用して運用に回せる資金を用意していきましょう!
資産運用を続けるためには、「お金を増やすスキル」も重要ですが、それよりも「お金を貯めるスキル」の方が必須となります。
わたしと同じような「インデックス投資信託」や「iDeCo(イデコ:確定拠出年金)」「株式の配当金運用」で運用する割合の多い投資初心者は、運用に使える資金を定期的に積み立てていくといった手法が基本となります。
このため、毎月運用に回せる余剰資金を用意する必要があり、「お金を貯めるスキル」が身についていないと資産運用自体を継続することができません。
資産運用の資金を貯めて毎月少額でもコツコツ投資していくと、運用資産は時間とともに増えていきます。
資産運用から得られた利益を資産運用に使うこともできてくるでしょう。
そうなると、ますます効率的に資産を増やすことができます。
このため、できるだけ若いうちに、資産運用に触れ、自分のお金で投資することでお金の増える仕組みや資産運用の知識そして経験を得ることが得策です。
その結果、人生においてどのライフステージでも切っても切り離せない「お金」の問題に難なく向き合えることでしょう。
資産運用は「お金が貯まる習慣」を身につけてからはじめようまとめ
少し長くなりましたが、資産運用する上で大事な点をまとめます。
資産運用をはじめるためには、「お金を貯める習慣」が身についている必要がある。
なぜなら、資産運用は生活に必要な資金を除いた余剰資金で行わなければならないから。
余剰資金を用意するにはまず家計の把握が最優先、そして家計の見直しと節約によってお金を貯める習慣を身につけ余剰資金が生み出せる体制を整える。
さらに、財形貯蓄や定期貯金などお金が貯まる仕組みを活用して「お金を貯めるスキル」を磨いていくことで資産運用を継続して行うことができる体質になります。
いうことは簡単ですが、実際実行するとかなり難しい場面も出てきます。
ですが、そこで諦めていては何も始まりません。
これから資産運用をはじめようと考えている方は、ぜひとも同じ考えで挑んでいただけると幸いです。
ひつじん
それでは、さいごまでご覧いただきありがとうございました♪
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次回の記事でお会いしましょう~(*^^)v