ひつじん
3兄弟のパパとして育児と資産運用を楽しんでいるひつじん(@hitujin03)です。みなさん、資産運用を楽しんでいますか?
実は、最近かなりショックな出来事がありました。
妻から聞いた話ですが、子どもたちが「怒らないお父さんが良かった」と言っていたそうで、最近、勉強を教える際についつい熱くなり怒りすぎてしまったなと、深く反省しています。
怒った過去は変えられませんが、今後は心を入れ替えたいと誓いました。
そんな心境とシンクロするように、株式市場はロシアのウクライナ侵攻の余波で毎日急落・急騰で方向性が掴めず、まるでジェットコースターに登場している気分です。
そんな中、ツイッターで「つみたてNISAや投資信託の積立を止め、売却(損切り)しました」という残念な報告が散見されるようになりました。
この報告に対し、個人的に想うところを綴ってみました。
積立投資は右肩上がりで資産は増えない
2021年、コロナショックで大暴落した株価は、その後、異次元の金融緩和により劇的な復活を果たしました。
凄まじい上昇だったため、この波に乗り遅れまいと証券口座を開設する人も急増し、積立投資をはじめてすぐ資産が増えていくという投資の醍醐味を味わえたため、活況を呈していました。
ですが、2022年に入り状況は一変。今までプラスだった評価益がマイナスへと転じ、青ざめている方が多くなりました。
積立投資は10年、20年、30年と長い年月をかけてゆっくりじっくり資産を増やしていくものです。
将来の目標額の確認のため、シミュレーションを使っている方も多いと思います。
このシミュレーションは、毎月5万円を20年間、年利5%で積み立てるという条件での試算結果です。
- 積立金額 720万円
- 運用益 564万円
- 運用総額 1,356万円
グラフは、きれいな右肩上がりになっています。
こうしたシミュレーションは便利ですが、現実はこのような右肩上がりで資産が増えることはありません。
スタート(2022年)とゴール(2042年)は同じ位置になりますが、その道程は、アップダウンをいくつも重ねながら進んでいきます。
まさに、今の株価下落で体験しているようにいきなり下落からスタートというパターンもあり得るのです。
ちなみに、わたしのつみたてNISAもこのようにほぼ評価益がなくなっています…悲しい(´;ω;`)ウゥゥ
ちなみに、このつみたてNISAは2021年からスタートしています。
株価下落時の積立投資は未来の利益のための種蒔き
投資を始めたばかりの方は、今回の株価下落で驚き、焦り、積立停止や売却し損失を確定といった悲しい行動に走っているようです。
お金が減っているのですから、焦る気持ちも分かります。
少しでも損は抑えたい…でもちょっと待って欲しい。
積立投資は時間を味方につける投資手法です。
積立投資を何かのきっかけでスタートした方は、数ヶ月や1年で大きく利益が出たといった内容を目にして始めたのでしょうか?
そうではないはずです。基本的に毎月積立の設定をした後はほったらかしで大丈夫。
証券会社に毎月のお給料から一定額を入金する。それだけで数十年後にまとまった資産を構築する。そういった投資だったはずです。
※eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のHPを参照
このグラフは、わたしも積立運用している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の直近三ヶ月(2021.9~2022.3)のものです。
青の棒グラフが基準価額を示しており、2022.1から下落傾向なことが分かります。
一方で、薄い青の面になっている純資産総額は多少の上下はあるものの上昇傾向です。
これが意味するところは、積立を止めずに継続して買い続けているいる人が多いということです。
資産が減っているのを目にはしたくないですが、目先の株価に一喜一憂せずに家族や子ども、恋人等、大切な人との時間を大事にする方が精神的にも楽です。
統計的に、亡くなっている人の口座ほど利益が出ているなんてデータもあるようですし、焦らずどっしり構えていきましょう。
一緒に積立投資を頑張る仲間を一人でも多く増やして、みんなで将来のお金の不安をなくし豊かに暮らしていきたいですね。
ひつじん
それでは、さいごまでご覧いただきありがとうございました♪
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